【広島注目校】武田高校野球部の岡嵜雄介(おかざきゆうすけ)監督の経歴と育成方法は?

高校野球も色んな監督が出現してきて
とても興味深いです。

広島の武田高校の野球部は進学校ゆえに
トレーニングに時間が取れないという
ハンデともいえる環境を逆手にとった
超ハイテク?な練習が話題です。

現に成果を出しまくっているという事で
興味深々です。

武田高校を引っ張る監督についてまとめてみました。

目次

武田高校野球部の岡嵜監督の経歴と選手育成方法とは?  

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監督プロフィール

    広島武田高校野球部監督
    引用元:Yahoo news

  • 名前:岡嵜 雄介(おかざきゆうすけ)
  • 生まれ:1981年
  • 出身地:広島県呉市
  • 出身高校:広島県立広島商業高等学校
  • 出身大学:神戸学院大学(人文学部)

野球は小学6年生から本格的に始めました。

高校時代には内野手として、大学では外野手。

社会人になってからはスイッチヒッターとして活躍しました。

社会人野球生活2年目に渡米をします。

ショーケーストライアウトに挑戦するためでした。

[box class=”box23″]数多くのMLBマイナーリーガー、独立リーグ契約選手を生み出した実績を持つ米スカウティング会社主催による、ショウケース・トライアウト。MLB、独立リーグスカウトの前で、アメリカプロリーグスタイルのトライアウトが行われます。

MLB傘下マイナー球団との現役マイナーリーガーとの試合を行うチャンスも過去にあり。実戦形式を含む本格的・真剣勝負のトライアウト 過去米同社主催イベントで、3年間で112人のプロ選手を輩出。うち42名はMLB球団。

アメリカでプロになりたい選手のためのスカウト競争生き残りをかけた3日間のアメリカ人向けトライアウトへの参加のチャンスに、日本からも参加可能となりました。

次のステップを目指したい人への数少ないチャンス。
引用元:コトバンク
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フロンティアリーグのチームから契約の話があったそうですが、
ビザの発給が困難だったために断念となりました。

[say img=”https://m-view.jp/wp-content/uploads/2019/07/illustrain06-neko24-150×150.png” alt=”るんるん” width=”70″ height=”70″ class=”alignnone size-full wp-image-7495″ / name=”るんるん”]残念すぎるー!誰か発給してあげてー![/say]

四国アイランドリーグの徳島インディゴソックスに
入団し2年間プレー経験
を積みました。

この時26歳で現役を引退しています。

四国アイランドリーグはプロ野球独立リーグなんです。

[box class=”box23″]独立リーグとは?
主に日本では日本野球機構、北アメリカ(北米)ではメジャーリーグ・マイナーリーグ組織、韓国では韓国野球委員会とは別に組織されたプロ野球リーグの総称として使われる言葉。
[/box]

プロ野球経験があるんですね。

プロ野球独立リーグでの現役引退をしてからは
一旦一般企業に就職をしています。

大阪の代理店で企画営業をしていました。

バリバリのエリートっぽい感じがします。

でもやはり、野球から離れられなかったのでしょう。

高校野球の監督を目指すようになりました。

そしてなぜか、ホッケー部の監督としてインターハイに出場
しているんです。

なぜホッケーw

2013年に立命館高校で初めて野球の指導者になります。

夢をかなえる男ですね~。

そして地元の広島に戻り、武田高校の副部長になり、
部長へ昇進し、2015年にとうとう監督として就任しました。

なんか一般会社みたいなステップアップですねw

ちなみに武田高校は進学校でスポーツよりも
いい受験に焦点を置いている学校です。

武田高校ってどんな学校なのか?

私学の男女共学の進学校です。

遠方の生徒の為には寮も完備されている本格的に
受験に向けた準備が整っている高校なんですね。

しかも!スクールバスが毎日36台ほど運行!

なんと全席指定!

というように施設やサポートがめちゃくちゃ充実している
高校なんです。

[say img=”https://m-view.jp/wp-content/uploads/2019/07/illustrain06-neko24-150×150.png” alt=”るんるん” width=”70″ height=”70″ class=”alignnone size-full wp-image-7495″ / name=”るんるん”]すご~![/say]

普通科にはAコース、SBコース、Bコースの3つに分けられます。

難題の大学や国公立を目指すカリキュラムが組まれていて、
めちゃくちゃ進学校
なんです。

でもなぜそんな進学校で野球部が注目を
されているんでしょうか。

それは文武両道を目指す方針なので
部活動にも力を入れているという事なのです。

何ともバランスの取れた高校ですね。

だいたい部活動に必死になる人って成績あまり
よくなかったですよね(汗)

あ、私だけですかねw

武田高校の生徒たちは進学校という前提のもと、
毎日勉強メインで過ごしています。

その中で野球部が練習できる時間がめちゃくちゃ
限られてしまうんですね。

なるほどそういう事ですね。

その練習時間が取れない欠点を利点にかえて
成果をだしている
のが岡嵜監督なのです。

ここから監督としての他ではやっていない方法で
選手の育成を開始します。

武田高校のちょっと興味深い育成方法の
詳細を見ていきましょう。

選手を育成する方法がユニークすぎると話題!どんな方法なの?

進学校にありながら野球部がめきめきと
力をつけている広島の注目校です。

ユニークな育成方法はほかの学校では
観たことがないびっくりのやり方なのです。

選手育成方法

食事内容、管理方法、モチベーション管理を柱に
トレーニングのメニューも考えられていきます。

1年生で新入学してきた時から3年間の計画が建てられるんです。

それを生徒にも理解し納得して取り組めるように
岡嵜監督が一人一人に手紙を書いて説明をしているんです。

生徒に納得理解してもらえるためには
叱るのではなく、データを数値化することで
一目でわかるように数値を張り紙にして
生徒の目に触れるようにします。

それだけ聞いていたらちょっと怖いw

でも数値にすると現状が把握しやすいのは
確かですね。

大会などが近づくと、益々管理が明確化していきます。

大会1週間前になると、3つのテーマに沿って
ミーティングを重ねて選手たちと確認を
行っていきます。

  • 炭水化物を多く摂取する
  • ウォーターローディングの実施
  • アミノ酸ローディング実施

炭水化物はおにぎり制度です。

食事担当がいるのですが、選手たちから
おにぎり制度を廃止してほしいなどと
意見があった場合、監督ともどもしっかり
話し合いをして解決策を見つけ出します。

ここまで書いてて野球らしいことがひとつも
出てこないwww

おにぎり制度に関しては、炊き立てごはんの方が
食べやすく自分の好みの味で食べれるために
廃止の代わりに新たな制度を導入して改善がされました。

体重測定ではみんな増えて結果は上々のようです。

アミノ酸は、トレーニングを始める前に
みんな口にしてから開始となります。

ウォーターローディングは、もちろん
水分補給の管理ですね。

これ、選手が一人一人考えて提案して自主的に
やっているのがスゴイですよね。

監督の押し付けじゃないんですよ。

自分が高校生の時ってだいたい先生が頭ごなしに
こうだからって言われたことを仕方なくやるという
納得していないのに叱られるからって理由でやっていました。

それでは伸びる子も伸びないですよね。

この栄養管理などに付随して、トレーニングの
メニューが一人一人組まれます。

[center]広島武田高校野球部選手各自のトレーニングメニュー[/center]
[center]引用元:yahoo news[/center]

一人ずつデータをファイルにして管理されていて
自分の弱点なども自身で確認ができるというのです。

とにかく自身で何かを考え、納得して成長するという
方針
がしっかり選手に伝わっているのがスゴイです。

ウォーミングアップもそれぞれの弱点などが
違うため、おこなるメニューもバラバラです。

時間がないからこそ、必要なものだけを集中して
やるという合理的かつ納得する方法なんですね。

みんなで右向け右ではない方法が成長を
早めるというのは実際には私も実感したことが
あるのでわかるような気がします。

個々に身長や体重も違えば力も違うので
その人にあったやり方をしないとうまくいくものも
行かないのですよね。

[say img=”https://m-view.jp/wp-content/uploads/2019/07/illustrain06-neko24-150×150.png” alt=”るんるん” width=”70″ height=”70″ class=”alignnone size-full wp-image-7495″ / name=”るんるん”]わかるわかる~[/say]

時間短縮の為、ウエイトトレーニングマシンも
装備して45分の練習でも3時間の練習効果が
得られるのです。

マシンってすごいですね。

今の時代必要ですよね。

ただのスポ根の時代じゃないですね。

[center]広島武田高校野球部の監督と選手で話し合いトレーニングメニューをそれぞれに組んでいく[/center]
[center]引用元:Yahoo news[/center]

1年生で入学した時からi-padを1人1台
渡されます。

「アスリートストーリーズ」というアプリを使用し、
睡眠時間と体重を毎日管理するようにしたのです。

それをSNSを通じて仲間に共有できるようにし、
いいねなどをつけてモチベーションをアップに
つながっているというのです。

ここまで徹底して管理している学校って
聞かないですよね。

上手くなるには練習あるのみというのも
もちろんそうなのですが、基本を作ることが
上手くなる早道というわけですね。

当たり前といえば当たり前の理論ですが
全員の選手を管理するってすごいと思います。

岡嵜雄介監督はあくまでもこのやり方で
成長を目指すという意気込みを持っています。

    ウチは“フィジカルとデータで高校野球界をひっくり返す”という気持ちでやっています。

    だから(3合メシなど大量な食事を与えるような)ドカ食いも絶対させません。

    それでも今のチーム平均体重が74キロくらいですけど、トップ10は84キロくらい。

    大阪桐蔭さんがこの夏平均が77キロでトップ15でも82キロくらいでした。

    すでに県内では一番体が大きいですけど、もっと大きくしていきたいです

    すべてが合理的に進められており、理不尽な要素や非科学的なことは取り除かれている。

    理不尽はスポーツの中に詰まっていると思うんです。

    例えばこれだけ練習しているのに、試合で打てなかったりするのは理不尽ですよね。

    そこを突き詰めていくだけで、わざわざ(何かをして)理不尽を教える必要は無いと思うんです。

    例えばウチでトレーニングにハマってそのまま重量挙げでオリンピックを目指すとか、体が良いからアメフトなどの他競技から誘われてプレーする選手がいてもいいと思うんです。

    野球のトップ選手だけを輩出するなんてスケールの小さい事を言わず、ココが世界を目指すきっかけになって欲しい。

    それが、武田高校の建学の精神でもある“世界的視野に立つ国際人の育成”にも繋がると僕は思っています。

いやあ~こんな監督の育成の結果をこの目で見てみたいと
思いました。

無名だった武田高校野球部が、脚光を浴びる日は
遠くないような気がします。

というか甲子園でぜひその成果を見てみたいです。

しかし日本の小さなところにとどまっていない
世界に目を向けた教育ですね。

これは教育の一環でもありますね。

武田高校野球部の生徒はグレる人きっと
いないでしょうね。

グレるって死語?(笑)

そんな武田高校にはドラフト候補にもなりそうな
選手が実はすでに生まれています。

すごい成長を遂げた選手がいます。

武田高校のエース谷岡楓太についてはこちらから。

[blogcard url=”https://m-view.jp/takedakoukou-tanioka/”]

まとめ

  • 社会人野球部、プロ野球独立リーグで2年間活躍
  • 2015年に武田高校の野球部監督になる
  • 徹底的に数字で管理し、食事管理にも重視
  • 選手に自ら考える力をつけ話し合って決めるスタイル
  • 甲子園が目標でもあるが、世界に目を向けた精神を持てる人間に育成するのも目的である

この記事を書いた人

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